最近流行りのフチが立つタイプのレジャーシート。いわゆるバスタブシート。
当ブランドでもその機能を持ったレジャーシートを販売しておりますが、実はその機能を全面に押し出して販売しておりません。
というのも、お客さまに過度な期待を持たせてしまってがっかりして欲しくないからです。
今回はその部分について解説してきます。
フチの現実
以下の動画を見ていただければおおよその雰囲気は掴めると思います。特徴は以下の通りです。
- 短辺側:ある程度自立する。
- 長編側:折り目をつけてもヘタリやすい。
もっとフチを強化するための商品改良も可能ですが、当ブランドではこのまま販売することにしました。
なぜかというと、フチが自立したとしても以下の問題が残るためです。
- 問題1:頑張ってフチを立たせても、フチを乗り越える時にどうしても蹴ったり、踏み潰してしまう。
- 問題2:アリなど、虫たちは簡単にフチを乗り越えてしまう。
- 問題3:フチを立たせてしまうと使用できる面積が小さくなってしまう。
特に問題3は実際に使うとデメリットに感じます。フチの分の面積がへると狭く感じやすくなります。
よって、小さめのサイズ(200×150cm)にとって、フチを立てることはかえってマイナスに働く可能性が高いと判断しました。
大きめのサイズ(200×200cm)ならフチを立てても多少余裕がありますが、小さめのサイズではフチによるロスの割合が大きいということです。
JIMENCEではフチの改良の代わりに、専用収納袋の開発を優先し、持ち運びやすさ・軽量を強みに選んでいます。
なぜ中途半端なフチの機能を残しているのか?
フチを立てる機能が残っている理由は、「デザイン性」と「遊び心」を優先したためです。
もしこのフチの機能がない場合、以下のような見た目になります。どうですか?このレジャーシート欲しいですか?
これではちょっとさみしいし、見た目もシンプルすぎると思いました。
このハトメとボタンが付いている見た目が好きなんです。だから残しています。
あと、1回くらいフチを立ててみたくなりますよね。
レビューを読めばフチがあまり機能しないことは事前にわかるんですが、それでも試してみたい人はいると思います。
そんな時に、一応フチを立てられる方が楽しいですよね。だから残しています。
まとめ
上記のとおり、JIMENCEではフチの機能はおまけ程度に考えていますが、デザイン性・遊び心としては良いと判断して残しています。
とはいえお客様が勘違いしていまうと商売としてよろしくありませんので、以下に留意し、フチを強調しない商品ページとしています。
- メイン画像でフチは立てず、寝かせたまま。
- フチの弱点を説明する動画を掲載。
以上、フチについての解説でした!